030611 RoNa
「初期セミナー」レポート
「個人的による中国と日本のインターネットの比較」 k030161 呂娜
1.情報のコントロール
最近、話題になっている新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)が三月の始めの頃に日本では全国に放送した。しかし、中国の留学生とする私は国から日本に戻ってきた時それについて何も知らなかった。そしてインターネットで中国のホームページを調べてみると、そういう記事を見つけられなかった。一方、日本ではテレビや新聞など言うまでもなくインターネットで調べた後、それがほとんどトップ・ニュースになっていた。一体なぜ、中国側は民間に伝えなかったのか。それは、中国側は国の情報を隠していたからだ。「情報の隠蔽による中国だけの問題ではなく、全世界の問題になってしまう」という指摘も各国から批判されている。一方、日本側は情報が入り次第、素早く国民に伝える。約一年半日本に居た自身が深く感じた。中国で皆によく知られているホームページを覗いてみると、そのページが開いた同時に携帯電話や相手探しなど広告のような小さいページも出てくる。全体を見ると、占いや出会い系のことしか載っていないような気がする。自分が興味をもった事を検索するとあまり少ない情報で気がつきる。また、日本のホームページを見てみると、まず最新のニュースが目に入り、そして内容の分類が細かく調べやすいと感じていた。それでは、なぜそんなことになってしまったのか。やはり中国側は自分の国の情報を簡単に流さずに、国にコントロールされているのではないかと私は思う。
2.インターネットの普及
中国では、家でインターネットができる人の数は日本のような先進国に比べまだ少ないという現実になっている。なぜなら、現在中国の生活水準を見ると一般の家庭でパソコンを買うのは難しいことではないが使うのほうが問題に出る。問題が多様化であるがその中からよく見られる一つは、せっかくパソコンを買ってきて、使えないと意味がない。両親がパソコンに弱いためお金を払い、使い方を子供に覚えてもらう。何か分からない時や故障があったとき、またお金を払い解決してもらう。そういうのは考えただけでパソコンを買うのは大変だと思われ、やめてしまうである。もう一つは、インターネットに夢中になり勉強を妨げる心配をする両親も少なくない。一方日本では、家にパソコンがあるのはごく普通である。またなったばかりの友達の電話番号だけではなく、メールアドレスも必ず教えてもらう。そして最近名刺に自分のホームページのアドレスを載せるのもめずらしいことではないようである。それはまさにインターネットができないと人間関係がうまく行かない、ビジネスが成り立たないような気がする。